2018年度の月の残業時間は、平均17.7時間で前年より0.6時間短縮。「教育、学習支援業」が最も残業時間が長い結果に。

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」が、20~59歳の公務員・会社員1万123人を対象に、「残業時間」に関する調査を行いました。
その結果、2018年度の月の残業時間は、平均17.7時間で前年より0.6時間短縮されましたが、61.9%の人が残業時間が減って「嬉しい」と答えたが、「収入が減った」との声がありました。

1ヵ月の平均残業時間

前年に比べわずかに改善。平均は17.7時間で前年調査より0.6時間減少

出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

業種別では「教育、学習支援業」、職種別では「教育・保育関連職」が、残業時間の長さトップ2だった

業種別に「平均的な1ヵ月の残業時間」を見ると、11時間以上残業をしている割合が最も高いのは「教育、学習支援業」の56.5%で、平均残業時間は31.6時間。


出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ


出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

年代別で残業時間が長いのは50代、1ヵ月平均は19.0時間

年代別で「1ヵ月の残業時間の平均」が最も長かったのは、「50~54歳」(19.0時間)と「55~59歳」(19.0時間)。20代から30代前半は残業時間は短い傾向だった。

出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ


出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

残業時間が減って「嬉しい」61.9%、「嬉しくない」13.0%

残業時間が「大きく減っている」「多少は減っている」と回答した人に、残業時間が減ったことについて感想をきいてみた時の答えが。61.9%が「嬉しい」と回答、13.0%が「嬉しくない」と回答した。また、「嬉しくない」(13.0%)という回答の理由の1つとして、「残業費をもらって生活費を増やしたいから」という意見が多かった。

出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

残業が減ったことのメリット・デメリット

「残業が減ったことによるメリット」は「体を休めることができるようになった」(44.5%)が最も大きな割合、逆に「残業が減ったことによるデメリット」については、「収入(残業代)が減って困っている」(44.4%)が最も多かった。

出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ


出典:エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

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