「今の学校は工場」現役小学校教師が教育現場の問題点を炎上覚悟で発言
今の学校は、異質なものを排除して同じような価値観の製品をつくる工場という発言を現役小学校教諭が炎上覚悟でした投稿が話題になっています。
炎上覚悟で言います
【学校の本質は工場】です
均質の子どもを6年間という
レーンに乗せて製造する工場異質とされるものは排除され
同じような価値観の製品をつくる工場社会が求める水準の人間を作り上げる
ただの工事
それが学校の本質賛否両論受け付けます
この本質を見ずに教育は語れない— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
学校における本質的な問題点
②テストのための勉強
③成功・完成主義
学校における本質的な問題点について
①教師の中心性
②テストのための勉強
③成功・完成主義の3点からつぶやきます
— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
教師の中心性
●教師と黒板が絶対的な存在で、教師は監視者。
①教師の中心性
教室という空間は40個の机が
前方の黒板と先生の方を向いている
黒板の前に立つとよくわかるが
この配置は教師が
誰が授業に集中していないかを
監視するためには最も適した配置なのだ
つまり教室においては
教師と黒板が絶対であり
その他の学びは
認めていない構造だということ— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
●子供の挙手も教師の中心性を現している。
①教師の中心性
教師の中心性は
子どもたちの挙手からも見られる
先生からの質問に「ハイっハイっ」と
アピールして教師に当てられるのを
待つ子どもたち
当てられた1人は
優越感の中で質問に答える
教師は挙手をさせることで理解度を測る
子どもからすれば
「理解できてない」が一目瞭然のシステム— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
●「知ってる教師」から「知らざる子ども」への一方的コミュニケーション
①教師の中心性
教室での学びの多くは
「知ってる教師」と「知らざる子ども」
において行われる本来のコミュニケーションとは
「相手が知らない情報を伝え、自分が知らない情報を聞く」ことの上に成り立つ
「これはなに?」→「りんご」は
コミュニケーションという
その舞台の外側の行為なのだ— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
テストのための勉強
●学ぶことの意味は生活からかけ離れたテストのための勉強
②テストのための勉強
「どうして勉強をしなくてはいけないの?」
「将来の可能性を拡げるためためだよ」誰もが一度は見たことがある問答である
これは間違いだと
否定できる人は少ないだろうなぜなら
6年生になれば私立中学の入試公立中学へ行っても
中3になれば公立高校の入試がある— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
そのようなシステムが
この社会に存在する以上
先ほどの
「将来の可能性を拡げるためだよ」
という考え方には強い説得力が生まれる事実として偏差値が高い学校を卒業した方が就職の幅は広い
では、学校とは
より高いレベルの学校へと進学するためにあるのだろうか
それでは学習塾と変わらない— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
しかし学習塾と変わらないことを
否定することはなかなか難しい学校での知識というのは
学校以外で使われることが極端に少ない
学校での学びは生活に活きにくい
そのいい例が
【テスト】である
生活からかけ離れたところで
先生が問題を出す
学校ではテストで
いい点数を取ることが求められている— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
テストがあることで
学ぶことの意味は生活からかけ離れる学校で学んだ力は
【シャーレの中で純粋培養された力」
であり
テストという培養液が切れれば
その力は死滅する力とは活かす場があって
初めて「活きた力」になる
しかし
学校の学びの多くは
テストでしか活きないので
力として付きにくい— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
しかし学校では
力が付いたどうかを確認するために
テストが行われる
そのテストでいい点数を取ることが
「将来の可能性を拡げる」ことになるひらがなや漢字が活きた力になるのは
それを活かす場があるからテストでしか活きない力は
子どもたちに学びへの
歪んだ認識を与えてしまっている— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
成功・完成主義
●【成功・完成】が目標とされて結果を重視する成功・完成主義
③成功・完成主義
学校に根付いている感覚だ
つまり学校の教育活動は
【成功・完成】が
目標として捉えられている悪いことではない
問題なのは先生側の
「がんばればできるという考え」である
「できないのは、その子がやらないから」
この先生の意識が強烈な圧力となって
子どもにのしかかる— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
絵の苦手な子が
無理矢理に筆を持たされ
どうしても描きたくない絵を描かされるこんな経験を繰り返すうちに
子どもたちは自分の心を守るために
【無気力を学ぶ】のではないかこの学びのすれ違いが
様々な教育活動で起こっている— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
学校の教育活動は
細かく設定されており
一つでも遅れると他のすべての活動に
影響を及ぼすだから先生は何としても
【成功・完成】させたい
たとえ子どもたちの
休み時間や放課後の時間を奪ってまでも成功・完成主義は
子どもたちに
学びにおける過程よりも
結果の方が大事だと伝えている— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
おわりに
④おわりに
以上が10年前にぼくが書いた
【卒業論文】の一部ですぼくは小学校中学校時代を
有名なオルタナティブスクールで
過ごしました
公立学校とはまったく違う
教育観で育てられましたそんなぼくが大学生になり
公立小学校を見たときに感じた違和感を
まとめたものが
これらのツイートです— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
現場批判ばかりで提案性がないことは
重々承知しています【この論文はまだ発展途上】であり
新しい学びの提案は
【学校の先生として体現していくこと】
だと思ってます特別支援学級の子
不登校で悩む子ぼくが気になるのは
学校の中で【困っている子たち】
目の前の子を1人でも多く救うために
— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月27日
ネットでも様々な意見が
私の親もそうでした
なにがなんでも学校へ行かせようと息を吐いてました無理して行っても得られたものは、今考えても何一つありません
道徳の授業では皆違って皆良いと教えているのにですよ?
— ミニマルライダー (@bolt_minimal) 2019年3月27日
学校全部がそうだと思わないで欲しい・・・
学校という中で必死にそういった子どもと向き合っていこうとする先生は沢山いてることをわかって欲しい
ただ委員会や管理職によっても変わってくると思います
子どもの個性を大事にしたいと思う先生がいるのも知って欲しいです— みっきー (@HalMikey) 2019年3月26日
同感です。
皆と同じ行動が出来ない子は、生きづらさを感じさせます。社会を作ってきた人は、皆と同じ行動が出来ない人。
甘い汁を吸っている人が潰されないように、今の教育をしているのでは。
でも、異質な子を上手に支援できる優秀な先生がいることも知っています☺️
— もんもん (@minaminn333) 2019年3月26日
画一性は大切なんです
北海道から沖縄までどこで受けても
同じような教育が行われているおかげで
日本という国は発展してきた側面もある
と思います
問題は有能な歯車に
なりたくてもなれない子どもたち‥いや、歯車という概念も古いですね
もはや歯車では生きていけない社会です— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
不登校は
現状の学校に対する
一つの答えなのかもしれません— めがね旦那(小学校教諭・特別支援教育・不登校支援) (@megane654321) 2019年3月26日
炎上なんてとんでもないw
もっと システマティックに 改革した方がいいと思う。
製造業はコスパが大事なので 排除は極力減らさないと。
全ての子供が 生産性の高い 多様性を認められる社会人になるために そういう環境を率先して作ってください 。
有能な製造ラインが増えますように!— りりこさん (@NAfKjp2M6MjxdcA) 2019年3月27日
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