かつてブラック企業の代名詞といわれたワタミですが、今ではホワイト企業になっているとブラック企業アナリストの新田龍さんが投稿して話題になっています。
ウソみたいだろ…昔私が痛烈に批判してたワタミは、今やホワイト企業になってるんだぜ…
・離職率8.7％（業界平均17.6％）
・「外食業界で働きやすい会社」第10位
・勤務間インターバル制度（10時間）導入
・障害者雇用率4.65%（業界トップクラス）
・労働組合結成⇒アルバイト・パート含めたベア実現 pic.twitter.com/aMCBrJXnQq— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2018年12月21日
労働環境改善のための取り組み
創業者の渡邉美樹氏が社長の時代は1日14、15時間勤務は当たり前で、繁忙期は20時間近くもの労働時間でした。その結果自殺者なども出ていたので、そういった意味営業時間の見直しや効率化、労働時間管理の強化は良い施策と言えましょう。また、心の病気になる社員に対するメンタルヘルスサポートや新入社員へのメンター制度も過去の教訓が活かされていると思われます。
ワタミの社員の離職率推移
宿泊飲食業の実際には、平成29年度(2017年)ですと30%となっているので、それと比べてもだいぶ低い水準になっています。
企業のホワイト度ランキングでも10位に！
ワタミにおいて労働組合ができたことは創業者の渡邉美樹氏が社長の時代はもちろん、2014年当時の社長桑原豊氏（2015年退任）の時でさえ労働組合について「今の段階として作らなければならないとも思わないし、作ろうとも思わない」「今のワタミにとって必要かというと、必要ではない」と明確に否定していたので、その後に改革があったことが伺えます。
私が十数年前に人生で最も辛い思いをしながらバイトしてたレストラングループも変わってたりするのかなと調べてみましたらすごい事になってました。 pic.twitter.com/WDYOJRdISR
— 松本ユアン (@yunyunyuan) 2018年12月21日
育休制度まで積極的に導入するとは、かつては従業員を駒のように使っていたワタミからは信じられない進歩ではないでしょうか。
ネットの反応・評価
ワタミは、ブラックの代名詞と呼ばれたのが経営に響いたんでしょうね。景気が良くなってワタミで働きたいと思う人がいなくなってしまい結果、企業経営の見直しを図ることになったので、ブラック企業認定はどんどんしていったほうがいいよね。
結構、勘繰りたくなりますね。 過労死とか自殺の前科がある企業だと素直には信じられません。
介護事業まで売却して、経営改善に臨んだんでしょうね。
今の時代、ブラックな環境だと全く人が集まらないので。他の企業もこれに倣って環境改善をしたほうがいいかもしれません。
これ本社だけの可能性もありますよね（笑
現場の声も聞いてみたいです。
王将が働きやすい企業6位になってることには納得できない！働いていましたが、3年前働いていましたが、かなりのブラックでしたよ。今は変わったってことなんですかね・・・
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