【ブラック企業体験談】アパレル販売員の実態と辞めるまでの話

この記事では、ネットで募集したブラック企業体験談を執筆者の合意のもとで掲載しています。 こういった体験談を知ることで、少しでもブラック企業から抜け出せる勇気を持ってもらえればと思っています。
20代/女性/アパレル企業販売職(当時)

【ブラック企業体験談】アパレル販売員の実態と辞めるまでの話

アパレル業界と聞くと、おしゃれで華やかな印象を持っている人が多いのではないでしょうか。年齢に関係なく、洋服は必需品です。そのため、他の業界に比べると売り上げ率は伸びていますが、現実的には、そう甘くありません。その理由としては、業界内で勝ち負けの差が出るからです。

人気のアパレル企業はどんどんと売り上げを伸ばしどんどん成長している一方、人気がなければ売り上げは全く伸びずマイナスの道をたどるばかりになってしまうのです。こういう現状のため、企業によっては厳しい現実であるといえます。

とにかく必死!!がむしゃらに働いた1年!

私は、服のデザインがしたいという希望を伝え入社しました。デザインをする職につく前に、客層やお客様がどういったものを求めているかなど、店のことを知る必要があるということで販売員をしなければなりませんでした。正直、私の希望とは全く違う職種であったため、納得いかない部分もあったのですが、将来自分の夢をかなえる為にも頑張ろうと思いました。

実際勤務してみると、とにかく労働時間が長く驚きました。朝は開店前に、お客様を迎える為の準備をしに早く出勤しなければなりません。また閉店後は、在庫管理やディスプレイーを変更したり、店舗の装飾など、お客様がいなくなってからしなければいけない煩雑な業務がとにかく多かったです。

企業により異なると思いますが、私の就職先は「働きやすい職場作りを」がモットーだったので、残業をなくすような指示がありました。店舗毎に評価がつけられることもあり、サービス残業として煩雑な業務をすることが多かったです。

休みに関しても、サービス業なので土日はもちろんのこと、ゴールデンウィークや正月休みなど、世間一般では長期休みの時でも必ず出勤をしなければならず、とても大変でした。販売員は売り上げを上げる為に必死で働いているにもかかわらず、本社勤務の人達は残業もなく、休みも週休2日ありうらやましいと感じていました。まだその時は入社して1年程で、頑張れば必ず希望の職種につけると思い必死で働いていました。

不満が出てきた2年目?!

必死に働いた1年目でしたが、働いた割に給料が低いと常に感じていました。日に日に残業も多くなるのに、サービス残業でなければいけなかったので給料は上がらないのが現状です。また、このあたりから人間関係に悩まされるようにもなりました。入社して1年たつと、ノルマをあたえられるようになります。

ノルマを達成すればするほど、給料アップにもつながり、会社からの評価も高くなります。しかし、ノルマ達成の為に頑張ろうとお客様に声をかけ販売するのですが、ベテランの人達よりも多くの件数をとると、嫌な顔をされたり、冷たくあたられるようなことがありました。それを気にしてノルマが達成できなければ、給料が少なくなったりとアパレル業界の大変さを感じるようになりました。

女性ばかりの職場ともあって、うまくかけひきしながら働かないといけないことが多くしんどいと感じるようになりました。だからといって、悪い人ばかりではなかったですよ。ちゃんとフォローしてくれたり、落ち込んでいると優しく声をかけてくれる人もいました。そんな人達がいたから2年目も、なんとか頑張れたのだと思います。

退職を決意した5年目!!

さまざまな出来事を乗り越えながら、将来服のデザインがしたいという強い思いを持ち続け、その為の勉強だと自分にいい聞かせながら販売員として5年間一生懸命働いてきました。最終的には販売員としてある程度、結果を残すことも出来、店長という立場をさせてもらうことも出来ました。

自分の店が、県内で売り上げトップになり表彰されたこともありました。しかし、異動させてもらうことはなく、販売員としての評価が上がるばかりで、将来性がないと思い辞めることを決意しました。自分がデザインした服が店に並び、それをお客様が購入して、着ている姿が見たいという夢は、この企業ではかなわないと強く感じました。

私も入社するまでは、アパレル業界はとても華やかで楽しそうなイメージを持っていました。しかし、アパレル業界という世界に足を踏み入れてみると、煩雑な業務がとにかく多く、お客様がいなくなってからサービス残業しなければいけないこと、売り上げを上げる為にノルマがあること、女性の多い職場ということもあって人間関係に悩まされたこと、休みが少なく、労働時間も長いのに給料が低いことなど、想像とは全く違いました。

きっと、アパレル業界全ての企業がそういった現実ではないということも分かっています。しかし、アパレル業界の現状をお話ししたように、どんどんと成長し続けている良い企業もあれば、そうでなく低迷しつづけいる企業もあり差があることを考えれば、当たりハズレのある業界なのかもしれないと思いました。まだデザイナーとしての夢はあきらめていません。アパレル業界のことをいろいろと知ることが出来たので、次こそは良い企業に就職してデザイナーとして仕事が出来ればと思っています。

アパレル業界の販売員が離職が多くブラックな理由
アパレル業界は昔から、休みが不規則だったり、他の業界で潰しが効かないこともあり、ブラックな業界とされてきました。実際どうなのかについてデータや体験談などを交えて検証していきたいと思います。
アパレル業界あるある「アパレル生産管理死亡かるた」がリアルすぎると話題に!
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